コヤマウミウシ
ツヅレウミウシ科モザイクウミウシ属
2022.11.9:投稿
【分布域】南西諸島、八丈島、小笠原諸島。
【特徴】体地色は半透明で背面隆起の稜線は黄色及び橙色。稜線以外の背面はほぼ黒色。触角は半透明の黒色で先端は白色。二次鰓は半透明で黒色細点が散在するが、軸部は淡色。30mmに達する。
「お手上げ!」
本種コヤマウミウシの稿は、今から4ヶ月程前に準備した。
ところが、パイナップルウミウシなのかコヤマウミウシなのか、はたまた別の近似種なのか図鑑によって見解が分かれる。
何が何だか混乱を極めて、止む無く「下書き」へ追いやった。
・Halgerda cf.wasinensis Eliot,1904
・Halgerda wasinensis Eliot,1904
・Halgerda willeyi Eliot,1904
・Halgerda sp.2
各ウミウシ図鑑には上記のような学名が登場する。
Halgerda はツヅレウミウシ科のモザイクウミウシ属のことを指しているらしい。
Eliotさんが1904年に新種記載したのか、はたまたEliotさんへの献名なのか?
素人が考えるのはその程度。
専門家の中に分け入って独自で判断する知識など元より皆無。
そういいながらも。
「コヤマウミウシ」として掲載する根拠は、
<書かれている特徴と、図鑑に掲載されている写真と自分が撮った写真が似ていること>
ただ、それだけ。
間違っていたら、ごめんなさい。
参考写真:2014.3 @石垣島 大崎ミノカサゴ宮殿
データ詳細
撮影日
2017.10.06 #646
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)