コトヒメウミウシ属の1種5

ネコジタウミウシ科コトヒメウミウシ属

2022.3.17:投稿



【分布域】西太平洋(観察地:パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本)
【特徴】体地色は白色。体側面には不定形な暗褐色の斑紋が前方から後方まで伸びる。この暗褐色の域には微細な黒褐色の細点が散布されている。触角基部にも暗褐色の斑紋が入る。外套膜は若干隆起し、特に二次鰓後方は左右に肥大する。触角は半透明の暗褐色で白色の細点が散布されている。二次鰓は白色。5mmに達する。



「エレガントなウミウシ」

私の目には、褐色の地に白色のレースをあしらった”エレガントなウミウシ”に見えた。
春らしい緑のフクロノリの上に載って、一緒にゆらゆら揺れていた。

初めて見るウミウシだったこともあり、自分なりにかなり粘って撮った。


因みに「コトヒメウミウシ属の1種」は確認出来るだけでも2~15まである(途中抜ける番号も)
写真の個体はある図鑑では「コトヒメウミウシ属の1種5」と思われたり、また別の図鑑では「コトヒメウミウシ属の1種4」とも思われた。
現時点でここでは「コトヒメウミウシ属の1種5」とした。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.03.14 #1108

撮影ポイント

田子 白崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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