コミドリリュウグウウミウシ
フジタウミウシ科ニシキリュウグウウミウシ属
2021.10.23
【分布域】西太平洋
【特徴】体色は変異が多い。緑色、黄緑色、茶褐色などがよく見られるが他の色の個体もいる。体の表面には体地色より明るめの細点や細い縦線を持つものもいる。触角先端、二次鰓先端、尾先端は紫色。17mに達する。
データ詳細
撮影日
2018.03.29 #688
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
この写真はかなりの倍率で拡大してトリミングしている。元の画像は下の参考写真。
コミドリリュウグウウミウシの小ささが分かるかと思う。
本種も属する「ニシキリュウグウウミウシ属」その多くは大型で、かつメタボを危惧したくなるような体付き。
その属の中にあってコミドリリュウグウウミウシはとても小さい。あの体の大きなミドリリュウグウウミウシの名前の頭に「コ」の字が一つ付いただけでこの大きさの違い。笑
データ詳細
撮影日
2014.01.16 #386
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus XZ-1
コミドリリュウグウウミウシの特徴として体色の変異が多いことがあげられている。
その例として写真のような黒色に近い個体にもよく出会う。
とは言っても名前通りの緑色系の個体の割合が一番多いように感じてはいる。
下の参考写真:2019.4.4 @北川
この個体は茶色?茶褐色?バージョン
余談だがスミゾメミノウミウシの投稿で、ウミウシの名前に使われる”色”について触れた。
上の写真の個体のような色は何と呼ぶのが適切なのだろう?
調べてみてもしっくりくる呼び名がない。「茄子紺」では明る過ぎる。「紫紺」でも「濃藍」でもない。
上で”緑色系”と書いたが、「苗色」「柳色」???よく分からない。
色の名前は興味深いので、外部リンクだが下に貼っておく。
「カラーセラピーライフ 色図鑑」
https://www.i-iro.com/dic/category/jpn
データ詳細
撮影日
2018.11.19 #744
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)