コハナイバラウミウシ
ネコジタウミウシ科イバラウミウシ属

2025.5.1:投稿
【分布域】伊豆半島以南、九州。
【特徴】体地色は半透明の白色。体全体に白色の細点や細線が入る。外套膜周縁には多数の突起が多数並ぶ。その内頭部前方の2本は触手状に伸びる。背面には濃い緑色の斑紋が入る。これは特に頭部に集中する。背面には橙色の斑紋が散在する。触角は半透明の白色で、基部に緑色、その上に橙色の斑紋が入る。10mmに達する。
「コハナイバラウミウシ」
佐賀県唐津の海で初めて見た。
撮った写真を見ると、何やら複雑なデザイン。
規則性?が感じられない。
感想は。
「ケーキのデコレーション失敗例?!」
背面には突起があったり、粒々があったり。
色遣いも明確な”意図”が感じられない。
佐賀ツアーでの移動用車で、横に座っていたTOKIWAさんとこのウミウシについて話し合った。
T:スカートの部分がきれいね~。私の画像ではそこまでの質感が出ていない感じ。
S:ん~。そこにこだわる?カメラの解像度にも依るのかしらね。
その後のLINEでのやりとり。
T:あのスケスケの長いトレーンのスカートの子のお名前が分かったら教えて下さい。
S:コノハイバラウミウシみたい!
恥ずかしながら「トレーン」って?列車??
ググってみると。
「ウエディングドレスの裾のうち、床に引きずる部分」
語源は「列車」から来ているらしいけど。。。
私、無知。
コノハイバラウミウシから話が広がり、一つ知識?が増えた(笑)
データ詳細

撮影日
2025.04.12 #1507
撮影ポイント
佐賀県 唐津 馬渡島(ケーブ)
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)