キシマハナダイ

スズキ目ハタ科ハナダイ亜科

2022.2.14:投稿



【分布域】相模湾、伊豆・小笠原諸島、静岡県富戸、和歌山県串本、沖縄舟状海盆(トラフ)。
【生息域】沿岸岩礁域の水深50m以深の潮通しの良い岩礁斜面に生息。
【特徴】雄の体側には黄色い縦帯が複数走る。眼の後方には白色で縁取られた赤色の斑紋がある。尾鰭下方には青色で縁取られた黄色い斑紋があり、上方は透明。尾鰭両端は糸状に伸長する。
雌と幼魚はほぼ同じ色彩。雄のような黄色い縦帯や赤色の斑紋はない。体側には黄色と桃紫色の細い横線が交互に並ぶ。腹鰭と臀鰭は白色と赤色、黄色で彩られて良く目立つ。尾鰭両端は糸状に伸長する。



「Happy Valentine’s Day!」
(本種はバレンタインデーともチョコレートとも特段の関係はない)


2021年10月下旬の週末。
一泊二日で北川と伊豆海洋公園で潜った。
初日、北川での休憩中、インストラクターの玉手君(通称:玉ちゃん)が「赤沢にキシマが出てるらしいですね」とポツリと言った。

この”ポツリ”こそが、”キシマハナダイとの出逢い”へと導く重要な”きっかけ”となった!



「明日、赤沢へ行こう!赤沢へ行きたい!」熱烈に訴えたが、この時はさらりと流された。
それはダイビングショップ(インストラクター)としての善良で良識ある判断だった。

キシマハナダイの生息水深は45m以深とも50m以深とも言われている。
スタッフが赤沢へ入念に事前調査へ行ってからでなければ、ゲストを連れては行けない。


後日。
スタッフ達が赤沢で潜った結果。
・水深28m~38m辺りにはお目当てのキシマハナダイの他にも多種多様なハナダイ達がひしめいている。
・エンリッチタンクが用意されている。
・カメラに没頭し過ぎてインストラクターとはぐれないこと。
・万が一の流れに備えてフロートを携帯すること。

上記のような条件付きで、赤沢でのダイビングが解禁となった。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.01.20 #1083

撮影ポイント

赤沢 0番

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「キシマハナダイ 雄」

 

キシマハナダイに逢える日が巡って来るとは思っていもいなかった。
そのキシマハナダイが目の前にいる!
半端ないオーラを纏ってペアーで泳いでいる。

 

一目逢えるだけでも満足!
そう思える程の中々逢うのが難しいハナダイ。

 

ダイビングを長く続けていることへの”ご褒美”だろうか!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.01.21 #1087

撮影ポイント

赤沢 0番

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「キシマハナダイ 雌」

 

実はキシマハナダイは、雄より雌の方が私の好みに合っている。
雄のバリバリな派手さより、雌の”何気ない”このお洒落感!
腹鰭と臀鰭の色使い。良い!笑
”比較すれば”の話で、勿論キシマハナダイの雄も素晴らしい。

 

折角ペアーで居るのだから、雄雌のツーショットを撮りたいとチャレンジした。
が、狙ってみると意外と難しい。

 

参考写真:私の潜在意識が働いたのだろうか???
よく見るとツーショットなのだが、雄の影が薄過ぎる。
どちらかが前面に出過ぎず、雄雌平等なツーショットを撮りたかった!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.01.20 #1083

撮影ポイント

赤沢 0番

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

2022.5.14:追加投稿

 

「キシマハナダイ 幼魚」

 

伊豆大島の秋の浜にキシマハナダイの幼魚がいると風の便りに聞いた。

 

数日前。
やや大きくなって来てはいるものの、無事「幼魚」に会うことが出来た。未だ頭や顔に縞模様がないところが初々しい。

 

参考写真:同じ時の同じ個体。
シロボシスズメダイとのツーショット?を撮った。笑
(偶然シロボシスズメダイが乱入してきただけ)

 

依然として赤沢にいる雌雄ペアーのツーショットは写真の撮影に成功していない。。。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.05.11 #1135

撮影ポイント

伊豆大島 秋の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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