キヌカジカ
スズキ目カジカ科
2022.10.1:投稿
【分布域】北海道南西部~九州北西岸の日本海沿岸、北海道西部~徳島県紀伊水道の太平洋沿岸。愛媛県愛南。
【生息域】沿岸岩礁域やタイドプール。
【特徴】吻は丸い。第1背鰭と第2背鰭は鰭膜で連続していない。第1背鰭の前部は高く切れ込みがある。側線上に皮弁が多い。
「日本固有種」
今回佐渡島ツアーでお世話になった現地ショップのフォトギャラリーには、カジカ科の魚達が多数掲載されている。
ニジカジカ、セトカジカ、サラサカジカ、キヌカジカ(本種)、アヤアナハゼ、キリンアナハゼ、等々。余り馴染みのない名前ばかり。
ショップのフォトギャラリーを見て、佐渡島の海にはカジカ科の種が多いことを事前学習していた。
何枚か撮れば、my新種に当たるだろうと、カジカ科の魚を多く狙った。
本種は、まさに狙い通り”思う壺”だった。
もちろん、「もしやmy新種かも知れない」と期待して、既に撮ったカジカをシャッターを切ったりもした。
それにしても本種キヌカジカは相当地味な魚。
カジカ科の魚全体が華やかで人気があるとは言い難い。
その為か情報も乏しい。
本種はサラサカジカに似ている。
しかし、幾つかの特徴や相違点からキヌカジカだと特定した。
データ詳細
撮影日
2022.09.18 #1179
撮影ポイント
佐渡島 小木 千石
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)