キンセンハゼ
スズキ目ハゼ科キンセンハゼ属
2022.4.28:投稿
【分布域】八丈島、和歌山県、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域に生息。礁池内などの水深2~10mのサンゴの周辺にある砂底で多く見られる。単独でホバリングしている。
【特徴】体地色は茶褐色。体側に3本の黄色い縦線が吻から尾鰭基底にかけて走る。第1背鰭第1・2棘が伸長し黒色や赤色の斑紋がある。第2背鰭基底後半部に楕円形の1黒色斑がある。
懐かしい、キンセンハゼ!
2010~2015年頃、キンセンハゼを撮るのが好きだった。
その後出会っても余り撮らなくなった。
これはひとえに熱しやすく、冷めやすい私自身の性格に起因している。
久しぶりに自分が撮ったキンセンハゼの写真を見て「冷めている場合ではない」と自覚した。
大事な特徴の第1背鰭が倒れている。
以前はサラサハゼ属だった本種。
新版『日本のハゼ』ではキンセンハゼ属となっている。
日本の海に生息するキンセンハゼ属は本種1種のみ。
海外では Rainford’s Gobyなどがキンセンハゼ属である。
データ詳細
撮影日
2013.05.03 #347
撮影ポイント
奄美大島 倉崎ビーチ
使用機材
Olympus XZ-1