キンメモドキ
スズキ目ハタンポ科
2021.3.21:投稿
写真は初島の中層に群れていたキンメモドキ。群れの向こう側にいる仲間が霞んで見える。
キンメモドキの分布域は南日本の太平洋沿岸、九州北・北西岸、琉球列島。
浅い岩礁やサンゴ礁で大きな群れを作る。時には根を覆い尽くすような大群となる。季節が進むにつれて捕食されるなどして群れが小さくなったりするそうだ。
夜間は捕食のために単独行動をするが、キンメモドキの見所はなんといっても群れだろう。
データ詳細
撮影日
2010.08.31 #136
撮影ポイント
初島 フタツ根
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)
キンメモドキの体色は透明。やや茶色がかった色に見える場合もある。顔から腹部にかけては黄色い。眼も中央部の黒色の瞳の周りは黄色い。体長はおよそ4〜6cm位。
キンメモドキは一見テンジクダイ科の仲間に似ているが、本種は三角形の背鰭が1枚。テンジクダイ科の魚は背鰭が前後に2枚分かれてある。
実際、写真を撮りながら「テンジクダイ系??」と思いながらシャッターを切ったりした(参考写真)
キンメモドキは肉食性で動物プランクトンなどを摂取する。
写真は2010年・2011年・2012年の古いものばかりだが、いずれも撮影した時のことは鮮明に覚えている。
参考写真は2012年 西表島
データ詳細
撮影日
2011.02.13 #190
撮影ポイント
Palau Big Drop Off
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)