キイボキヌハダウミウシ
キヌハダウミウシ科キヌハダウミウシ属
2021.6.3:投稿
キイボキヌハダウミウシに関して、先ず特筆すべきは本種が”共食い”をすること。
”共食い”は”ウミウシ同士で”との意味においてであって、属す科目は本種とは違う「後鰓類」(イロウミウシ科の種など)を摂食する。
キイボキヌハダウミウシの二次鰓はボンボリの様に可愛らしく、色合いもお菓子のよう。
その見た目の可愛らしいイメージと、本種の摂食行動は著しく乖離しているように感じる。
怖いもの見たさ? いや、貴重な生態シーンとして摂食しているところを写真に撮りたい。。。。。
【分布域】インドー西太平洋
【特徴】体の地色は乳白色。名前通り黄色から橙色のイボのように盛り上がった突起がある。触角はこの突起の色と同色、あるいはやや濃い色。二次鰓は大きく、色は体地色と同じ。軸の部分は突起と同じ色。
参考写真:2011.5 @小笠原 黄色バージョン。
データ詳細
撮影日
2021.05.01 #974
撮影ポイント
奄美大島 倉崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)