カリヤウミウシ
ネコジタウミウシ科ハゴロモウミウシ属

2025.5.31:投稿
【分布域】日本。
【特徴】体地色は半透明の白色。背面には暗褐色の斑紋が散在する。頭部前縁には4本の黄色い指上突起がある。二次鰓の横にも2本の指上突起がある。尾の正中線上には隆起線があり、白色になる。触角は半透明の白色で基部には暗褐色の斑紋が入り、先端付近には白色の斑紋が入る。二次鰓は白色で先端が黄色に染まる。30mmに達する。
「カリヤウミウシ」
写真の個体、他の体の部分に比べて、ずいぶん触角が長い。
ウミウシ図鑑の本種の説明には触角が長いとは書かれていない。
この個体の固有の特徴だろうか。
世代的な特徴だろうか。
この個体かなり小さかった。
カリヤウミウシ。
ウミウシの宝庫・佐賀県唐津の”松島ケーソン”と言うポイントで撮影した。
初めての出会い。初めて聞く名前。
半透明の白い体。暗褐色の斑紋。指上突起の黄色。
面白い?珍しい?色遣い。
学名はAncula Kariyana Baba,1990
Ancula はハゴロモウミウシ属のこと。
刈谷?さんと馬場?さんが見付けた?のか、或いは献名だろうか。
データ詳細

撮影日
2025.04.12 #1506
撮影ポイント
佐賀県 唐津 松島ケーソン
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)