カッポレ
スズキ目アジ科
2022.5.12:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島:全世界の温・熱帯域。
【生息域】島嶼のサンゴ礁域の水深25~65mに生息。潮通しの良い外洋に面した斜面などに多い。単独か小さな群れで見られる。
【特徴】体色は緑褐色か黒褐色で銀色光沢がやや鈍く、全体的に黒っぽい。体は長楕円形で体高が高いく側偏する。眼の前辺りがへこむ。第2背鰭と臀鰭が鎌状に伸長する。黒い稜鱗が良く目立つ。尾鰭は大きい。
「かっぽれ かっぽれ 甘茶でかっぽれ♫」
「かっぽれ かっぽれ♫」と踊りたくなるほど美味しい魚。
これが本種「カッポレ」の名前の由来・・・その1 笑
参考写真:同じ時の同じポイントでのカッポレ。
カッポレはその独特の体形から遠くからでも認識しやすい。
データ詳細
撮影日
2016.05.05 #541
撮影ポイント
小笠原諸島 ケータ列島 後島クレパス
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.9~18mm F4.0~5.6)
水底近くで小さな群れを作っていた。カッポレと同じ水深へまで下りて撮りたかったが、私自身も”群れ”で行動していたので、そうそう勝手なことは出来ない。
カッポレは釣り針に掛かった時の抵抗力が強く、暴れ回って釣り人を翻弄させる。その様子を傍から見ると、釣り人が「かっぽれ」を踊っているように見える。
これが名前の由来・・・その2 笑
データ詳細
撮影日
2017.05.05 #622
撮影ポイント
小笠原諸島 ケータ列島 嫁島 マグロ穴
使用機材
Olympus XZ-1