カエルアンコウ
アンコウ目カエルアンコウ科
2022.2.26:投稿
【分布域】北海道~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、宮城県~九州南岸の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、九州西岸、奄美諸島。
【生息域】沿岸の岩礁周辺の砂底や砂泥底で多く見られる。
【特徴】体長はおよそ16㎝程。体色はバリエーションに富んでいる。白色、クリーム色、黄色、茶色、黒色など。体側には模様のないものが多い。全身を糸状突起に覆われている個体もいる。背鰭はギザギザ。
「カエルアンコウ」
2007年に改名されて現在の名前「カエルアンコウ」となった。
クリーム色のこのカエルアンコウ、何とも”ふてぶてしい面構え”。
4~5枚撮った中では、1番見た目の良い写真を選んだ。もっと酷い?表情の写真もあるにはある。
しかし、カエルアンコウの「今後の評判」に悪影響を及ぼしてはいけないとの配慮? 笑
参考写真:2016.8 @井田
未だ若い小さな個体。
特徴である背鰭のギザギザがよく分かる
データ詳細
撮影日
2016.07.05 #567
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
図鑑『日本の海水魚』には黒色のカエルアンコウが掲載されていて「写真のように黒く糸状突起におおわれているものは稀」と書かれている。
図鑑の個体は上の写真の個体より糸状突起がもっともっと密である。
この個体はかなり小さな個体で”幼魚”世代と思われる。大きな胸鰭を使って、井田の砂底をよちよち歩いていた。この子も”稀”なのだろうか?
カエルアンコウは”エスカ”と呼ばれる疑似餌を持っていて「待ち伏せ型捕食魚」と言われている。
本種のエスカは白色であることが多い。
カエルアンコウは人間の食用とはならない。
データ詳細
撮影日
2016.06.19 #565
撮影ポイント
井田
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)