カドリナウミウシ

カドリナウミウシ科カドリナウミウシ属

2023.11.22:投稿



【分布域】日本からのみ。
【特徴】体地色は白色から黄白色、黄褐色と変異に富む。外套膜最外周は黄色の細い線で縁取られる。背面には体地色より暗色の不定形でシミのような斑点が入る。また、背面全体にイボ状突起が散在する。イボの中のいくつかは先端が黄色い。触角は体地色と同じで、先端は黄色くなる。また、触角の基部を黄色い輪が囲む個体もある。二次鰓も体地色と同じで鰓葉の縁が黄色。体長は70mmに達する。




「カドリナウミウシ」

本種の学名は Cadlina japonica(カドリナ・ヤポーニカ)Baba,1937
分布域は日本のみとなっている。



参考写真:2010.4.18 @城ヶ島 ヘイブ根
随分昔の写真。こちらは白みの強い個体。
この時の呼び名は「カドリナ・ルテオマルギナータ」だった。
この長い名前が、かえって強く記憶に残すことになった。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.11.18 #1338

撮影ポイント

女川町竹浦 グロット

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「宮城県女川町竹浦 アゴ島」

 

『世界のウミウシ』というネット上の図鑑には宮城県女川町竹浦のアゴ島で撮影された写真が掲載されている。
この写真の個体も全く同じポイントで出会った。

 

冒頭の写真も同じ宮城県女川町竹浦(ポイントはグロット)での撮影。
どうやら場所だけではなく、時季的にもカドリナウミウシの個体数が多かったのか何度か見ることが出来た。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2023.11.19 #1343

撮影ポイント

女川町竹浦 アゴ島

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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