イッテンフサカサゴ
スズキ目フサカサゴ科
2023.12.4:投稿
【分布域】高知県以南の太平洋沿岸から琉球列島。
【生息域】・・・・・(調べ中)
【特徴】体色は変異に富むが、通常は赤みを帯びている。尾柄部に白色から黄色の斑がある。雄の背鰭には眼径よりやや大きな黒色斑があるが、雌にはない。
「カサゴは奥深い!」
本種イッテンフサカサゴはフサカサゴ科の魚である。
このフサカサゴ科、かつては「カサゴ目フサカサゴ科」であったが、現在は「”スズキ目”フサカサゴ科」となった。
「カサゴ」と大きく括って呼ばれる魚達には、かなり多くの種がいる。
一般に市販されている図鑑には、掲載されていない種も数多い。
それらの種をきちんと識別するのは、特に素人にとっては至難の技と言える。
それほど「カサゴ」は非常に奥深い魚達である。
本種との近似種にはトゲイッテンフサカサゴがいる。
この写真の個体は屋久島で紹介してもらった。
「イッテンフサカサゴかトゲイッテンフサカサゴです」と。
魚類分類学が専門の鹿児島大学・教授本村浩之氏の論文や図鑑を読んでみたが、やはり写真を見ただけでの同定は難しい。勿論それは、私の理解力が足りないことや知識不足であることが主な原因ではあるのだが。。。
100%の自信はないが「イッテンフサカサゴ」の可能性が大きいと考えての投稿である。
データ詳細
撮影日
2020.10.18
撮影ポイント
#927
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)