イッテンチョウチョウウオ
スズキ目チョウチョウウオ科
2021.9.6:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、八丈島、小笠原諸島、九州西岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深の浅い岩礁やサンゴ礁に単独あるいはペアーで生息。
【特徴】体地色は白色。眼を通る黒色の帯がある。背鰭から体側背側の上部までが黄色で、徐々に体色の白色へと同化していく。腹鰭と臀鰭も黄色。尾鰭は透明。背鰭後縁、尾鰭基底、臀鰭後縁は黒色の線で繋がる。
名前の由来でもあり、最大の特徴は体側に墨を垂らしたような黒色の円斑があること。
これ程分かりやすい名前と特徴を持つ魚も珍しい。笑
体側の黒色の円斑から、極めて淡い灰色域がまるで滴っているようなところがリアルで面白い。
記憶が間違っていなければ、田子でもイッテンチョウチョウウオの幼魚を見たことがあると思う。季節来遊魚として登場したのだろう。手元にピックアップした写真がないところを見ると、良い写真が撮れなかったのだろう。
データ詳細
撮影日
2019.03.21 #771
撮影ポイント
Palau Siaes Corner
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)