イトマキヒトデ
イトマキヒトデ科イトマキヒトデ属
2023.8.13:投稿
【分布域】日本沿岸、千島列島。
【特徴】一般的に足は5本、時折4本や6本のこともある。足の間の切れ込みは浅く、やや丸みを帯びた星型をしている。体色は濃青緑色から黒色に近い地色で、橙赤色から橙色の不定形な斑紋が覆う。裏側は多くが黄色やオレンジ色をしている。幅長は7cmほど。
【生態】主に岩場に張り付きながら生息し、腹側に密生する管足で移動し、動物の死骸や貝類を食べている。
「思い込み」
積丹の海。
この海のいたる所で、イトマキヒトデが目に飛び込んで来た。
広い海にしては、可成りの密集率。
白っぽい岩に、青地に鮮やかなオレンジ色の斑紋が美しい。
てっきり北海道の海特有のヒトデだと思った。
ところが。
図鑑『伊豆の海』にも掲載されているし、調べてみると「日本では最も普通に見られるヒトデ」とある。
私は初めて見たように思うのだが。。。
参考写真:同じ時の別個体。
このヒトデの多くは裏側(腹側)が黄色やオレンジ色だとか。
残念ながら、ヒトデをひっくり返して撮影する発想が私にはなかった。
この1枚、右下に僅かに覗く裏側がオレンジ色ではある。
データ詳細
撮影日
2023.08.05 #1302
撮影ポイント
北海道 積丹 長谷川の島
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)