イロブダイ

スズキ目ブダイ科イロブダイ属

2024.6.11:投稿



【分布域】伊豆諸島、和歌山県以南の太平洋沿岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い浅いサンゴ礁。
【特徴】雄相:頭部や体側前半に紫色がかったピンク色の点が多数散在する。
雌相:背面はクリーム色。雌雄共に眼の位置が高いのも特徴の一つ。成魚は警戒心が強い。 
幼魚:白色の体に眼を通る幅広い赤色の帯がある。背鰭と尾鰭にも赤色が入る。幼魚は死滅回遊魚として太平洋沿岸に流れてくる。ダイバーに人気がある。





「イロブダイ 雌相」

これは”詐欺まがい”のレベル?!

可愛い幼魚をアイキャッチ画像で使いながら、この雌相のトップ写真。
地味なことこの上ない。


イロブダイの雄相は紫色がかったピンク色が体全体にあしらわれていて、派手と言えば派手な色彩。
ところが、私は本種の雄相を実際に見たことがない。
当然、写真も無い。
が、図鑑を見るとピンク色の斑点やライン(帯)があって目立つ。目立つはずだが。。。
もしかすると、海中では光の屈折率の関係で赤色が失われ、ピンク色には見えない可能性。

一方、イロブダイの雌相は何度か遭遇している。
何故かパラオブルーコーナーの棚上。

せめて、雌相の写真があっただけでもと、、、内心ホッとしている(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.03.18 #472

撮影ポイント

Palau Blue Corner

使用機材

Olympus XZ-2

「イロブダイ 幼魚」

 

イロブダイ幼魚の写真は相当数ある(笑)
可愛いのだから仕方がない。

 

このクネクネした動きが堪らない。
若いと体が柔らかいのは魚も人間も同じなのだろうか。。。

 

参考写真:2020.10.17 @屋久島 タンク下
この写真の見所は(笑)
せびれ先端にある眼状斑。その後方は透明な背鰭が続く。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.21 #843

撮影ポイント

沖縄本島 恩納村 裏山田

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

代わり映えしない幼魚の写真の連打。
今しばらくお付き合いを!!

 

今度は”体をシュッと姿勢良く伸ばした”ところが自慢の個体達。
尾鰭の色・形などご確認下さい。

 

参考写真:2015.9.19 @沖縄本島 恩納村 山田

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.03.22 #871

撮影ポイント

Palau Big Drop-off

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

しつこい(ひつこい?)とは思うが。。。

 

上4枚のイロブダイ幼魚の写真の個体との差異に気付いて頂けるだろうか。

 

体に黒色が一切無い。
背鰭の眼状斑も無ければ、頭部にある赤色の帯の縁にも黒色が無い。
吻端も透明でおちょぼ口。

 

図鑑『ベラ&ブダイ』のイロブダイ幼魚のイラスト解説。
「赤い色が可愛い」と書かれ、そのイラストは漫画チックに眼が実際よりかなり大きく描かれている。

 

他の魚では淡々と特徴が説明されているのが通常。
専門家まで感情移入させてしまう「イロブダイ幼魚」
その魅力は計り知れない?!(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2017.10.06 #646

撮影ポイント

屋久島 一湊 タンク下

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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