イッポンテグリ
スズキ目ネズッポ科
2024.1.2:投稿
【分布域】伊豆半島西岸、愛媛県室手、琉球列島。
【生息域】浅いサンゴ礁周辺の砂泥底に生息。
【特徴】腹鰭の鰭条の最初の1本が独立して離れていて、指のようにになっている。これを歩脚のように動かして海底を歩く。雄の第1背鰭棘の数本が長く伸長し、その付け根には眼状斑が1つある。ネズッポ科独特の突き出た吻は橙色。臀鰭は黒地に青色の斑紋が散財する。眼には褐色の帯が縦に通る。体長は10cm程。稀種。
「再会には長~い歳月が。。。」
2011年1月9日 大瀬崎の湾内で初めて出会った。
と言うより「初めて見た」
鮮明に記憶はある。
バディは塚ちゃんと呼ばれる男性と梅○君という青年。
ガイド・ムラさんが興奮気味に「めちゃくちゃレアですっ!!!」と。
その時の私の理解?感想?は「へぇ~」のみ。
イッポンテグリがどんな種か全く知らなかった。
ましてや、次に会えるのが12年後、いや正確には12年11ヶ月後(ほぼ13年後)になるとは思いもよらなかった。。。
「ドタバタ劇」
その大事な待ちに待った再会は2023年のラスト1本で訪れた。
やっと出会ったイッポンテグリ。
ところが、、、ところが、撮っても撮ってもライトが当たらない。
もちろん、焦りまくった。
どっ、どうしたカメラ!
あれこれ設定を弄ってみるが、改善しない。まるでダメ。
落ち着け!自分!
ふと気付くと、外付けストロボとカメラを繋ぐケーブル が外れていた。
直前の被写体の時は接続していたのに。。。
イッポンテグリ!
一筋縄ではいかない稀種。
色彩は決して華やかではないが、随分と派手な体形。
海の中ではあたりを圧するオーラがあった。
写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2023.12.25 #1366
撮影ポイント
柏島 竜の浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)