ホシテンス
スズキ目ベラ科テンス属
2023.2.24:投稿
【分布域】伊豆諸島、小笠原諸島、静岡県伊東、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁やサンゴ礁周辺の潮通しの良い砂底に生息。
【特徴】成魚:雌雄の色彩はほぼ同じ。体側上部に1黒斑がある。背鰭の前端2棘が長く伸びる。第3棘以降の背鰭とは繋がらないのは成魚・幼魚に共通している。眼から後下方へ2本、体側には3~4本の幅広い暗色横帯がある。
幼魚:色彩バリエーションが多いく、白っぽい個体や黄色い個体、黒色~暗褐色の個体もいる。幼魚の中でも小さい頃は単色だが、やや成長すると体側に横帯が現れてくる。頭より前に長く伸びた背鰭2棘の先端が旗状になる。眼を通る帯は真下ではなく後下方へ向かう。尾鰭の中程から先は透明になる。
「ホシテンス 幼魚」
残念ながらホシテンスの成魚には遭遇したことがない。
よって幼魚の写真のみ。
幼魚は砂地の上を波間に漂っている枯葉のように泳ぐ。
警戒心も強く、危険を感じると一瞬で砂の中へ消える。
参考写真:2018.10.2 @黄金崎ビーチ
冒頭の写真の個体も含めて、薄っすらと横帯を準備中?のようにも見える。
データ詳細
撮影日
2014.03.05 #409
撮影ポイント
石垣島 大崎サンドガーデン
使用機材
Olympus XZ-1