ホシススキベラ

スズキ目ベラ科ススキベラ属

2024.07.20:再投稿



2024年7月。
久米島で本種の幼魚の写真を撮った。
最後尾に掲載。




2024.4.28:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、南硫黄島、和歌山県串本、高知県柏島、琉球列島。
【生息域】水深10~15m付近の浅い岩礁やサンゴ礁で見られる。
【特徴】雌雄の色彩はほぼ同じ。ただ、雄相は鰓の上部にオレンジ色、緑色、黒色の斑が並ぶ。求愛時(婚姻色)には体側中央に黄色い横帯が浮き出ることもある。雄相雌相共に頬から腹部まで黄色い域がある。成魚・幼魚共に、背鰭と臀鰭の各後端に眼状斑がある。体側には水色の斑点が散在するが雄相より雌相の方が多い。幼魚はサイズによって白色から薄い灰茶色まで色彩変異が多い。






「ホシススキベラ 雌相」

何分にも写真の解像度?が悪く、雄相なのか雌相なのかの判断に迷う。
雄相なら鰓上部にオレンジ色、緑色、黒色の斑が並ぶはず。

この写真の個体その3色斑が確認出来ない。
よって雌相ではないかと。。。

が、雌相にしては体側の斑点が少なすぎるような。。。



屋久島へ行くと、必ず本種ホシススキベラに出会う。
遠目からは勿論雌雄の区別など付かない。
しかし正に、写真のような頬から腹部が黄色いベラが本種の目印。

毎年屋久島でホシススキベラに会うのが楽しみではある。
楽しみではあるが、いつまで経っても満足に撮れない、そんな私の”心の傷”が疼き始めるベラではある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.05 #833

撮影ポイント

屋久島 一湊 タンク下

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ホシススキベラ 雄相」

 

こちらも解像度が悪い。
が、鰓の上部の3色の斑が確認出来る。
よって雄相。
が、雄相にしては体側の斑点が多い。

 

ベラ科の魚は雌性先熟。雌と雄の中間の時代もある。
判断に迷うのは致し方ない。

 

参考写真:2019.10.06 @屋久島 一湊 お宮前
正真正銘のピンボケ写真。”参考”まで。
雄相の婚姻色。僅かながら体側中央に黄色い横帯が浮き出始めている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.03.23 #874

撮影ポイント

Palau Siaes Corner

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ホシススキベラ 幼魚」

 

2010年、初めて行った屋久島の海でホシススキベラの幼魚を撮ったが、本当に本種かどうか自信がない。
”これぞホシススキベラの幼魚”という写真を撮ってリベンジしたいと願っていた。

 

2024年久米島のマンタステーションで、不発?のマンタを諦めての帰り道。
根の頭に私には魅力的な魚たちが泳いでいた。
その中の1匹。
それが体長2~3cm程のホシススキベラの幼魚。

 

同じ久米島の海でも、本種の成魚を何度も見かけた。
が、とにかく泳ぐのが速い。
狙っては見るもののカメラのフレームに入れることすら難しい。

 

取り敢えず幼魚の写真を追加出来ただけでも、今回は”良し”とすることにした。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.07.13 #1425

撮影ポイント

久米島 マンタステーション

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

 

撮影ポイント

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

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