2022.10.2：投稿

【分布域】新潟県（日本海）、三浦半島以南の太平洋沿岸、、瀬戸内海、琉球列島。
【生息域】波の荒い岩礁域やタイドプール、防波堤の際など浅い水深で見られる。
【特徴】体色は灰褐色～茶褐色、体側には小さな白色斑点が多数ある。体長は10㎝を超え、この属では大型種。





佐渡島ツアーの最終日。
ボートダイビングを２本予定していたが、佐渡島が台風14号の予想進路と重なった。
自然現象の前に、我々の予定は変更を余儀なくされた。

南西から北上してくる台風の影響を比較的受け難い、佐渡島の北東側。虫崎ビーチ。（参考写真）
肌に痛いほどの陽射しが照りつける。それでも、吹く風が昨日までとは違う。

早目の時間に１本潜って、佐渡島から脱出し新潟へ戻るのが我々の作戦。
名残惜しいラスト１本は、粘って60分のロングダイブ。

そのラスト１本のエキジット直前に出会ったのが本種ホシギンポ！

「かくれんぼ？！」

水深もほとんどない、うねりもある。
スレートに「ホシギンポ」と書かれている。

どれ？どこ？え～？
？？？を共有して貰うために、敢えてこの写真からスタート。


大きな”眼”で、こっちを見ていた！
目が一瞬合った。


「かくれんぼ」が上手過ぎ！

イソギンポの中では大型であることは、唯一見えているその頭の大きさで想像がつく。

「ホシギンポ」

見えているのは体のほんの１部分。
最大の特徴白色の斑点が沢山散らばっている。

頭だけのmy新種。笑