ヒトヅラハリセンボン

フグ目ハリセンボン科

2022.9.13:投稿



【分布域】津軽水道以南の日本海沿岸、和歌山県以南の太平洋側沿岸、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】浅海のサンゴ礁域に生息。
【特徴】鰓蓋に短い茶褐色の横帯がある。眼から垂下に伸びる帯、背面などに白色の線で縁取られた茶褐色の斑紋がある。



「ヒトヅラハリセンボン 人面?」

長い間、本種の何処が「人面」なのかさっぱり理解できなかった。

ヒトヅラハリセンボンは非常に大きな眼を持っている。
人の目はそんなに大きくない。

ヒトヅラハリセンボンより、ハリセンボンが目一杯体を膨らませた時の正面顔なら似た人がいる。


今回この稿を書くにあたって、図鑑をよく読むと謎?が解けた。
ヒトヅラハリセンボンの尾鰭側から、背面の茶褐色の斑点が「人の顔」(人面)に見えるということらしい。
鰓蓋にある斑紋が人の目、背鰭付け根の斑紋が口、背中にある斑紋が鼻ということらしい。
考えてもみなかった!
今度会うことがあったら背中を見てみようと思う。
「人面」に見えますように!笑


参考写真:同じ時の同じ個体。
上の写真はデジカメで撮影。
こちらの写真はマクロレンズで撮影。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2017.05.04 #621

撮影ポイント

小笠原諸島 父島 立神岩

使用機材

Olympus XZ-1

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