ヒオドシユビウミウシ
ユビウミウシ科ユビウミウシ属
2023.5.9:投稿
【分布域】インド・西太平洋。
【特徴】体地色は暗褐色。体全体の表面を乳白色や橙色、褐色の大小の斑紋がモザイク状に覆う。背側突起は6対。その突起から鰓が出ている。触角鞘の背面側が著しく伸長する。口幕の突起は指状。70mmに達する。
「捲土重来!ヒオドシユビウミウシ」
2013年11月に行った沖縄本島・恩納村の青の洞窟の出口でヒオドシユビウミウシに初めて出会った。
しかしその時の写真は見事なピンボケ写真。
2023年GW。
リベンジの時がやって来た!
舞台は奄美大島 倉崎ビーチ。
今回の奄美大島ツアーで2度本種に出会った。
恐らく同じ個体だと思われる。
1度目は写真を撮り、2度目は遊泳中の動画を撮った。
「遊泳中のヒオドシユビウミウシ!」
図鑑には「相当な時間遊泳できる」と書かれている。
また、別の図鑑には「ユビウミウシ属の種のほとんどは体を左右に折り曲げて泳ぐが、本種は筋肉を波立たせることでかなりの距離を泳ぐ」と記されている。
実際に見たヒオドシユビウミウシの遊泳する姿はまるで”龍”のように見えた。
非常に格好良いウミウシである。
動画撮影:2023.5.6 @奄美大島 倉崎ビーチ
データ詳細
撮影日
2023.05.05 #1269
撮影ポイント
奄美大島 倉崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「前からのヒオドシユビウミウシ」
冒頭の写真はヒオドシユビウミウシの背後から。
正面からも撮りたいと前へ回り込んだ。
その甲斐もなく、お目当てのウミウシはズンズン移動中!
思い通り正面からは撮れなかった。
またの日の出会いを!
データ詳細
撮影日
2023.05.05 #1269
撮影ポイント
奄美大島
使用機材
SONY Cyber-shot (DSC-WX1)