ヒメテグリ
スズキ目ネズッポ科
2021.11.21:投稿
【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、屋久島、琉球列島。
【生息域】岩礁域の水深5m前後のごく浅い転石帯、岩盤、砂底などで見られる。
【特徴】体長が3~4cm程度の小型種。体色は茶色が主で、背景に紛れていて見付け難い。雄の第1背鰭は大きい。頬に青色のラインが数本入る。
例年、八丈島へは7月末に訪れる。だがこの写真を撮った年は珍しく5月中旬に行った。
八丈島の海では4~5月にヒメテグリの繫殖期を迎える。求愛行動や、雄同士の縄張り争い、或いは日没直前の産卵行動など活動が活発になるそうだ。
写真の個体は、背鰭の形状から雌であると思われる。
データ詳細
撮影日
2019.05.20 #798
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)