ヒメオニハゼ
スズキ目ハゼ科オニハゼ属
2022.6.23:投稿
【分布域】伊豆諸島、伊豆半島、高知県、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の礁斜面の水深20~35mに生息する。礫混じりの砂底で主にコトブキテッポウエビと単独かペアーで共生する。
【特徴】体地色は白色で褐色の斑点が集まった帯状の模様が体側上部に数ヶ所あり、眼の後方や体側にも褐色の斑点が散在する。円筒形の体で、前上方へ突出した眼をしている。第1背鰭は三角形で、第1と第2棘が糸状に伸長することが特徴。
「ヒメオニハゼ 雌」
背鰭の形状から写真の個体は雌と思われる。
理由は、雄の第1背鰭の第1・2棘はもっと長く伸長する。
「ヒメオニハゼ」という名前について。
図鑑『日本のハゼ』によると、同属のオニハゼは全長11㎝、本種ヒメオニハゼは全長5㎝と記載されている。
どうやら”ヒメ”というのは「小さな」という意味のようだ。
小さなオニハゼ=ヒメオニハゼ
データ詳細
撮影日
2022.06.19 #1144
撮影ポイント
柏島 後浜no.6
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)