ヒメニセモチノウオ
スズキ目ベラ科ニセモチノウオ属
2023.12.18:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、静岡県富戸、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島。
【生息域】水深10m前後の岩礁やサンゴ礁周辺の斜面やガレ場などで見られる。岩の隙間や根の棚を縫うように泳いでいる。
【特徴】体色は鮮やかな朱色。雌雄の色彩は同じ。眼の下に白色のラインが入るのが特徴。眼から吻にかけてやや黒ずむ。体側には明瞭なラインは無いが、ごく細く薄い縦のラインが入る。体長10cm以下の小型種。
「警戒心、強め」
ニセモチノウオ属の魚達は皆、警戒心が強く岩の隙間やサンゴの隙間をチョロチョロと泳ぎ回り、カメラで捉えるのは難しい。
本種ヒメニセモチノウオも、当然その例外ではない。
図鑑にも「警戒心が強いため、個体数は多くてもダイバーの目に触れにくい」と書かれている。
海中では、褐色に近い色をしているが、ライトに照らされると、美しく鮮やかな色が浮かび上がる。
若い個体ほど赤みが強い。
この時(2018.3)楽しみにして行ったパラオで突然ミラーレス一眼カメラが不調に陥り、急遽デジカメでの撮影となった。永く愛用していた機種だが、使い方やコツをすっかり忘れていた。
それだけが、ピンボケ写真の理由ではないことは明白。。。
データ詳細
撮影日
2018.03.20 #681
撮影ポイント
Palau German Chanel
使用機材
Olympus XZ-1