ヒマワリスズメダイ
スズキ目スズメダイ科スズメダイ属
2021.7.26:投稿
【分布域】静岡県富戸、伊豆大島、八丈島、高知県、屋久島、沖縄島。
【生息域】潮通しの良い岩礁やサンゴ礁外縁のドロップオフ側面などの水深40m付近で見られる。
【特徴】2011年までコガネスズメダイとされていたが別種として和名がついた。
成魚の背鰭先端は赤味がかる。腹鰭は白色。尾鰭付け根の明るい黄色の境界はまっすぐに切り替わる。
ヒマワリスズメダイには「タイプ 2」が存在する。腹鰭は白い。こちらの成魚は灰色がかった淡い黄色。幼魚は体色が青白色。尾鰭付け根の明るい黄色の境界は三角形になる。
【識別ポイント】コガネスズメダイの腹鰭は黄色。
オリンピックにまつわる生物:第2種目「ヒマワリスズメダイ」
TVを見ていて、メダリストに副賞として渡される「ビクトリーブーケ」の中にヒマワリが入っているのが気になった。夏だからだろうかと思ったがもう少し深い意味があった。
復興への願いを込めて被災地の花が使用されているそうだ。
福島県産:トルコキキョウ・ナルコラン・宮城県産:ヒマワリ・岩手県産:リンドウ・東京都産:ハラン
写真はヒマワリスズメダイの幼魚
ごく小さな個体だった。
データ詳細
撮影日
2016.09.25 #592
撮影ポイント
田子 沖の浮島根
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)