ハタタテシノビハゼ
スズキ目ハゼ科シノビハゼ属

2025.10.22:投稿
【分布域】屋久島、琉球列島。
【生息域】内湾の湾口から中程、サンゴ礁域の礁斜面やドロップオフ下の砂底や礫・死サンゴ片混じりの砂底にテッポウエビ類と共生。生息水深は5~35m。
【特徴】体色は透明。体側には黒色斑がない。第1背鰭第1・2棘とその間膜が著しく伸長し、倒すと尾柄部に達する。胸鰭の白色の斑は線状である。
「尾まで伸びた”ハタ”」
ハタタテシノビハゼの1番の特徴は第1背鰭の第1・2棘とその間膜が尾柄部まで伸長していること。
女性で言えば、長い黒髪が腰にまで伸びている感じだろうか。
ギネスブックには、もしかしたら足首まで伸びている記録があるのかもしれない。
女性の話はさておき。
本種ハタタテシノビハゼ、何のためにそんなにも”ハタ”が長くなったのだろう。
生物学的に何か理由があるのだろうか。
そんな疑問が湧いてくる長さではある。
本種ハタタテシノビハゼ、私は屋久島でしか会った事がない。
参考写真:同じ時の写真。
顔をアップで。
こんなカットも表情があって面白いかな?と撮った1枚。
データ詳細

撮影日
2025.09.28 #1564
撮影ポイント
屋久島 ヒデゴ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ハタが倒れている・ハタタテシノビハゼ」
お蔵入りになっていた1枚。
肝心のハタが寝てしまっている。
4年前、同じ屋久島で撮った。
”尾柄部まで伸びている”とされているがそこを超えて、この個体”尾”まで達しているように見える。
ギネス級?(笑)
データ詳細

撮影日
2021.10.02 #1050
撮影ポイント
屋久島 吉田 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)