ハナミノカサゴ

スズキ目フサカサゴ科

2023.7.8:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】沿岸の岩礁やサンゴ礁の根の周辺、転石帯、砂礫底、ガレ場などに生息。単独もしくは複数匹でホバリングしている。
【特徴】体色は白地で、体側には茶褐色や黒色などの横縞模様がある。体側の鱗は細かく目立たないので体が滑らかに見える。顎の下腹面に茶色の縞模様がある事と、尾鰭をはじめ各鰭には黒点が並ぶのが特徴。この特徴がミノカサゴとの識別に役立つ。




「存在感!」

ハナミノカサゴの成魚が、青い海の中層でホバリング。
派手な衣装(鰭)を身に着けて悠然と浮かんでいる。

ミノカサゴ類は英名:Lion Fish(ライオンフィッシュ)と呼ばれる。
ライオンは百獣の王。
ミノカサゴ類は魚類の王???

魚類の王かどうかはさておき、その存在感は群を抜いている。




参考写真:2014.11.2 @屋久島 一湊 漁礁
ハナミノカサゴがいる岩の先は広大な砂地が沖へと続く。
そこに棲む小魚達を狙って今から採餌へと出かけるのか、砂地へと目をやっている。

レンズも出来るだけ、魚と同じ目線で撮ってみた。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2014.03.04 #407

撮影ポイント

石垣島 スモールワールド

使用機材

Olympus XZ-1

「ハナミノカサゴ 若魚」

 

若魚は成魚のように中層でホバリングしているというより、ウミシダやヤギのそばに寄り添うように佇んでいるところが多く見られる。

 

参考写真:2019.5.2 @小笠原諸島 父島 バラ沈
ハナミノカサゴには黒味の強い個体も時々いるようだ。
この時「小笠原バージョン」と言って紹介されたように思うが、記憶違いかもしれない。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.11.27 #848

撮影ポイント

安良里 沖の根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「ハナミノカサゴ 幼魚」

 

透明感のある白色の体。胸鰭の鰭膜には淡い桃色の斑紋が入る。
幼魚はやや稀種で、出会えればラッキー!!

 

図鑑にも「ダイバーに人気がある」と書かれている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.08.02 #228

撮影ポイント

黄金崎ビーチ

使用機材

Olympus XZ-1

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