ハナイロウミウシ

イロウミウシ科シラユキウミウシ属

2022.6.24:投稿



【分布域】インド洋、西太平洋。
【特徴】体地色は淡い紫色からは赤紫色を帯びた半透明。触角前方から鰓後部まで伸びる2本の白色縦線がある。時にこの白色縦線に黄色縦線が重なるものも見られる。外套膜周縁には紫色の斑紋が並ぶ。外套膜前縁に橙色と白色の色帯がある。触角は白色で褶葉は橙色。二次鰓は白色で鰓葉は橙色。15mmに達する。



「柏島のハナイロウミウシ」

”体地色は淡い紫色から赤紫色” ”背面は赤紫色を帯びた半透明”という表現が図鑑では見られる。
しかし、柏島で出会った本種ハナイロウミウシは、何れもほとんど白に近い色彩をしていた。

それはたまたまなのか、柏島のハナイロウミウシは色白の個体が多いのか分からない。
今度、現地の方に聞いてみようと思う。



参考写真:2018.6 @柏島 後浜no.3.5
外套膜前縁に橙色とそれに接した白色の帯があるのは本種の大きな特徴。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2022.06.20 #1146

撮影ポイント

柏島 勤崎

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

「田子のハナイロウミウシ」

 

おそらく未だ幼いハナイロウミウシだったと思われる。
体長も短く、外套膜はキラキラ感があった。

 

この個体は外套膜にある白色の縦線に黄色縦線が重なるタイプのハナイロウミウシ。
黄色い縦線がある方が華やかさが加わる。

 

この時は、かなり撮り難い場所にいて、かなり苦労したことを良く覚えている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2021.04.04 #972

撮影ポイント

田子 沖の浮島根

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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