ハゲヒラベラ
スズキ目ベラ科テンス属
2023.8.6:投稿
【分布域】高知県柏島、屋久島、沖縄諸島以南の琉球列島。
【生息域】岩礁やサンゴ礁周辺の砂地で見られる。
【特徴】体側にある大きな白色の斑紋が目立つ。その白色斑紋の上前方には黄土色の斑が沿うようにある。体側背側中央には暗色斑がある。不明瞭な横帯のある個体も。眼の下に青色の垂線が細く薄く入る。雌雄の色彩はほぼ同一。
幼魚については未解明。
「屋久島 一湊 ゼロ戦」
このポイントへ潜る時は、砂地に横たわる「ゼロ戦」めがけて潜降していく。
”ゼロ戦”にはハナダイ類をはじめ甲殻類など、魅力的な生き物たちが棲んでいるからだ。
ところがこの年は、”ゼロ戦”からやや離れた砂地と潜降していった。
もちろん屋久島の現地ガイド・至さんに導かれてのこと。
船上でのブリーフィングで事前に説明があった。
「砂地にハゲヒラベラがいますから、先ずそれを紹介します。撮りたい方は付いて来て下さい」と。
初めて見るハゲヒラベラ!
ベラ科のテンス属独特の体型をしている。
私のように収集癖のあるダイバーでなければ、あまり撮りたいとは思わない種かも知れない。
もちろん私にとっては、嬉しい嬉しい貴重なmy新種になった。
データ詳細
撮影日
2020.10.17 #923
撮影ポイント
屋久島 一湊 ゼロ戦
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)