ゴマウツボ

ウナギ目ウツボ科

2023.7.2:投稿



【分布域】八丈島、小笠原諸島、高知県柏島、屋久島、琉球列島。
【生息域】サンゴ礁域の浅所に生息。
【特徴】体色は茶褐色。金色の小さく細かい斑紋が入る。1mに達する大型種。顔はドクウツボに似るが、本種には鰓孔に黒色の斑紋がない。




「しんがり」

現時点で、私が撮り溜めたウツボ科の中で”しんがり”を務めてもらうのが本種「ゴマウツボ」。

”しんがり”は戦(いくさ)などでの最後尾のこと。
非常に難しい役どころでもある。

考えてみると、ダイビングや登山などでも”しんがり”は実力のある人が担うことが多い。


では。
本種「ゴマウツボ」に”特段の実力”があるかというと、全くそうではない。

ゴマウツボは地味であり大型で普通種でもあり、昔の写真(2010年)が1枚のみである。
これが”しんがり”になった主な理由。

ただしゴマウツボ、伊豆ではお目に掛った事がない。そうした意味では貴重とも言える。



・ヘリゴイシウツボ
・アミウツボ
・モバウツボ
・ナミウツボ
・ゼブラウツボ
・モヨウキカイウツボ

上記は未遭遇のウツボ達。
これらが加わり、ゴマウツボが”しんがりの座”を譲る日が来ることを心待ちにしている!!


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2010.09.24 #146

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

SONY Cyber-shot (DSC-WX1)

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