ギギ(淡)
ナマズ目ギギ科
2022.11.5:投稿
【分布域】近畿地方以西の本州、四国の吉野川、仁淀川水系、九州の北東部。琵琶湖や富士五湖のような大規模な止水域にも分布。
【生息域】河川の中・下流の緩流域。湖岸の岩礁や護岸の石垣の間に棲む。
【特徴】体長は30㎝程にもなる。頭は縦扁し平たく、背鰭より後方は側扁(左右に平たい)する。尾鰭の切れ込みは深い。4対のひげを持つ。高く不連続な脂鰭を持つ。
「ギギ」
初のナマズ目の魚!
先ずはユニークなその名前の由来から。
胸鰭の棘と基底部の骨をこすり合わせてギーギーと低い音を出すことから「ギギ」
ギギは日本固有種。
本種の生態としては、夜行性で底生動物、エビ、小魚を摂食することがあげられる。
また産卵期は5~7・8月でペアーで石の隙間などに巣を作り、雌が産卵した後は雄が守る。
99.5%以上は海水で潜っている。そのため淡水魚は貴重であり、ギギは特徴的な体型をした魚でもある。拙い写真で躊躇しつつも思い切って投稿。
データ詳細
撮影日
2022.09.12 #1175
撮影ポイント
本栖湖 トンネル下
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)