Giant pygmygoby
スズキ目ハゼ科ベニハゼ属
2023.3.17:投稿
【分布域】パラオ、フィリピンの一部。
【生息域】やや深めの暗い場所。ドロップオフの亀裂の奥や洞窟の中。
【特徴】体色は透明感のあるメッタリックグリーンから黄色。虹彩は水色と黄色で彩られている。体長がベニハゼ属にしては3~4㎝程もある。
「Giant? Pygmy?」
日本の海には生息しないハゼ。
英名:Giant pygmygoby
「Giant」=巨大な
「Pygmy」=小人、一寸法師
何やら矛盾した名前のようにも思う。
大きいの?小さいの?
種明かし的には。
ハゼ科の中のベニハゼ属のことを英名では「Pygmygoby」と呼ぶ。
「大きなベニハゼ」「巨大なベニハゼ」と言ったところだろ。
さて、このハゼ。
2023年。パラオのブルーホール。
マクロにも滅法強い現地ガイドのナオさんを独り占めして、マンツーで潜り紹介して貰った。
実はリベンジを狙って事前にリクエストしていた。
前回(2020年)のパラオのシアストンネルでも、この「Giant pygmygoby」ナオさんに見せて貰った。
この時、自分的にもバッチリピントが来た良い写真が撮れたと手応えがあった。
嬉しさの余り、船に上がって写真を確認した。
「お~拡大してもピントはO.K.」と思った瞬間!
何を思ったのか、指が削除ボタンを押していた。
この時の「Giant pygmygoby」はメタリックグリーンのいかにも本種らしい体色をしていた。
逃がした魚は大きい!!! が。
未練がましい話はオシマイ!笑
データ詳細
撮影日
2023.03.04 #1237
撮影ポイント
Palau Blue Hole
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)