ガンガゼカクレエビ

テナガエビ科ガンガゼカクレエビ属

2023.9.28:投稿



【分布域】伊豆半島以南。
【生息環境】サンゴ礁、岩礁の浅海に生息するガンガゼ類やガンガゼモドキ類に共生している。常に頭を棘の根元に向けている。
【特徴】昼間の体色は宿主に似た濃紫色で、体側に沿って細い1本の白線がある。夜間は半透明の赤紫色になるので見つけやすくなる。後方の3対の胸脚は極端に短く、指節の先端は蹄状。



「ガンガゼに注意!」

本種ガンガゼカクレエビは、ガンガゼなどの棘に共生している。
棘と体色を同じ色にして隠れているので、認識しずらい。

だからといって、顔を近づけたり、カメラを持つ手を接近し過ぎると棘に刺さってしまう。
注意が必要である。

ガンガゼカクレエビは常にガンガゼ類の中心へ頭を向けている。
どういう理由なのだろうか?

このエビは1つのガンガゼ類に数匹でいることも多い。



参考写真:同じ時の同じ個体。
ガンガゼカクレエビは、この写真のように時にホバリングするように棘から浮いていることもある。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2018.06.16 #714

撮影ポイント

柏島 民家下北北

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

ガンガゼカクレエビは黒丸の中。

 

被写体を敢えて中心に据えなかったのには理由があった。
指示棒で指してもらっているので、エビの存在が分からなかった訳ではない。
ガンガゼカクレエビが棲む、蛍光ブルーに光る宿主と、中心に頭を向けて棘の上にいるところを撮りたかった!

 

というのは、後付けの言い訳?!?(笑)

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2015.12.10 #533

撮影ポイント

大瀬崎 湾内

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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