フタオサルパ群体

ホヤの仲間 ワサルパ属

2025.6.6:投稿






「フタオサルパ群体」

初めて潜る羅臼の海で、最初に私の目をひいたのは、”クラゲ”のような物体。
海表近くを漂っていたり、海藻の上近くをフワフワ浮いていたり。




帰京後、この海の中の「未確認浮遊物体」を「Google レンズ」で検索。

「フタオサルパ群体」であると判明した。



まず、「サルパ」とは。
・生物学上ホヤの仲間に分類される樽形でプランクトン性の尾索動物。
・赤道下、温帯、冷帯の海に棲息し、海面近くに単独または長い糸状コロニーとして観察される。

サルパには13属44種が存在し、
本種フタオサルパはワサルパ属の中の1種。

それぞれの個体が集まって樽型の群体を形成している。




群体の中に見えるオレンジ色のものは、捕食した甲殻類などらしい。






参考写真:同じ時の別個体。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2025.05.23 #1522

撮影ポイント

北海道 羅臼 ローソク岩(ゲストハウス前)

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

コメント

※メールアドレスが公開されることはありません

CAPTCHA