ドクウツボ
ウナギ目ウツボ科
2023.3.11:投稿
【分布域】小笠原諸島、屋久島、琉球列島:台湾、インド・太平洋。
【生息域】サンゴ礁の浅所。
【特徴】大型のウツボ。茶褐色の体に黒色の斑紋がある。歯は鋭く鰓孔の周囲は黒色。
【識別ポイント】ゴマウツボに似るが、体の黒色斑がドクウツボの方が大きい。
「補完しあう2枚」
このドクウツボの写真を撮ってから、未だ数日しか経っていない。
パラオから帰国する日の早朝ダイブ。
ブルーコーナーの棚上で現地ガイドのルーベンが紹介していた。
海外のゲストは殊更ウツボが好きだと聞いたことがある。
「ブルーコーナーでドクウツボを撮らなくてもなぁ~」と思いながらシャッターを切った。
が、結果的にはシャッターを切って大正解だった!
ドクウツボの特徴の1つ「鰓孔周囲の黒色」が明確に写っている。
帰宅して手元のドクウツボの写真をチェックすると。。。
参考写真:2011.11.22@Malaysia Kapalai House reef
こちらは、全身が写っていて黒色斑も見える。鋭い歯も覗かせている。
ただし、胸の黒色斑は見えない。
2枚併せて、やっと何とかドクウツボの特徴が分かる。
同じ種でも貪欲に何回でも撮らなくてはと改めて思うところである。
データ詳細
撮影日
2023.03.06 #1243
撮影ポイント
Palau Blue Corner
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)