ダンダラスズメダイ
スズキ目スズメダイ科ダンダラスズメダイ属
2022.7.20:投稿
【分布域】琉球列島。
【生息域】浅い内湾のサンゴ礁に生息する。水深は約12mまで。やや水の濁った浅所に多い。
【特徴】成魚は背鰭を通り両面に跨る茶褐色の斑紋がある。胸鰭の付け根に黒斑がある。幼魚は背鰭に1眼状斑を持つ。腹部まで達する2本の白色の帯を持つ。後方の帯は尾柄部から尾鰭付け根まで白色。
「ダンダラスズメダイ 幼魚」
予期せぬ嬉しい出会いだった!
不用意にちょっと手をつこうものなら、モクモクと煙のように泥が舞い上がる砂泥底のポイント。
潜降後50分を経過して、浅場の陽が差す明るい場所。
小ぶりの枝状サンゴの隙間に見覚えのある模様のスズメダイ幼魚を見付けた。
「見覚えた」のは図鑑の中の写真で、初めての出会いだった。
my新種ゲットの嬉しさプラス、特に会いたかったスズメダイの幼魚・成魚に同時に会えた嬉しさが加わった。
参考写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2022.07.16 #1157
撮影ポイント
西表島 花魁
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「ダンダラスズメダイ 成魚」
写真のような色彩のダンダラスズメダイを「成魚」とする図鑑と「若魚」とする図鑑がある。
「若魚」とする図鑑の「成魚」は写真の個体より模様がぼやけたもの。
何れにしても、幼魚の時にある背鰭の眼状斑は消える。
ダンダラスズメダイはサンゴの根元に付く藻類を主食とする。
本種は縄張り意識が強く、それぞれの個体が間隔を置いて生活している。
常日頃、人間同士の「距離感」が生活する中でとても重要だと強く感じているので、ダンダラスズメダイのこうした性質にとても”シンパシー”を感じる!笑
やや濁った水が好きなようだが、そこはちょっと賛同出来ないかな?!
データ詳細
撮影日
2022.07.16 #1157
撮影ポイント
西表島 花魁
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)