カルキヌス・ハズレッティ
ヤドカリ科サンゴヤドカリ属
2021.10.4:投稿
【分布域】伊豆半島、伊豆諸島、小笠原諸島、紀伊半島。
【生息域】岩礁域やサンゴ礁域の浅場からやや深場までの暗い場所を好んで生息する。
【特徴】はさみ脚は濃褐色で白色の点が散在する。歩脚は茶色から濃紫色をしていて、指節は白い。眼柄は歩脚と同じ色で先端部は白色。第1触角先端は青色。
水深5〜7m位で潮当たりのある岩場の壁で、バランスを崩して体勢を立て直そうと苦労している本種を見つけた。
本来はベニツケタテガミカエルウオの撮り直しがしたいと探している最中だったが、本種の様子が微笑ましくターゲットをこのヤドカリに変更した。
自宅へ帰って『ヤドカリ』図鑑を調べると「カルキヌス・ハズレッティ」だと分かった。初めての出会い。
学名:Calcinus hazletti
和名は未だ無い種のようだ。
データ詳細
撮影日
2021.09.19 #1046
撮影ポイント
小笠原諸島 父島 北一つ岩
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)