Burrough’s Damsel

スズキ目スズメダイ科ソラスズメダイ属

2022.7.9:投稿



【分布域】西部太平洋(フィリピン、インドネシア、パラオ、ニューギニア、ソロモン諸島)
【生息域】周辺に砂地が広がるサンゴ礁に生息。水深10m前後の内湾で群れで見られる。
【特徴】成魚の体地色は灰褐色。背鰭に薄く脱色したような斑紋が2つある。背鰭・腹鰭・臀鰭は青く縁取られる。眼の後方に1黒点がある。幼魚の体色は青色で眼の上に体色よりやや明るい青色のラインや細点が複数入る。幼魚の背鰭・腹鰭・臀鰭も青く縁取られる。胸鰭基底には黒斑はない。尾鰭は白く薄く透き通り体色との境はハッキリとしている。背鰭には眼状斑がある。



「Burrough’s Damsel=バローズ・ダムゼル 幼魚」

本種は日本の海には生息していない。
従って和名はない。


2019年パラオで現地ガイドのノゾミさんに紹介して貰った。
図鑑の写真によると成魚は非常に地味な色彩。
認識して見たことも撮影したこともない。

参考写真:2019.3 @Palau St.Cardinal
上の写真と同じ時同じ場所。
数匹でいた中の別個体。



本種幼魚はナガサキスズメダイ幼魚とよく似ている。
図鑑には「尾びれが白く薄く透き通るところで見分けられる」と書かれている。
しかし、ナガサキスズメダイ幼魚の尾鰭も透き通っている。
私的には、ナガサキスズメダイ幼魚は本種幼魚より体側の鱗が良く目立つところが識別ポイントのように感じている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.03.23 #779

撮影ポイント

Palau St.Cardinal

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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