ブチブダイ
スズキ目ブダイ科
2024.10.23:再投稿
ブチブダイの幼魚?
人間で言えば、よちよち歩きレベルのブチブダイに出会った。
最後尾に掲載。
2024.4.9:投稿
【分布域】小笠原諸島、八丈島、伊豆半島両岸、和歌山県串本、高知県柏島、屋久島、琉球列島、南大東島:台湾、東沙群島、西沙群島、南沙群島、タイランド湾、インド~太平洋。
【生息域】サンゴ礁から礁斜面などで小さな群れで見られることが多い。
【特徴】日本を含む太平洋で見られる個体群の体色は赤褐色~青緑色など。体色の色彩バリエーションはあるが、雌雄の色彩はほぼ同じ。眼の後方に黄緑色~草色の小さな斑紋が並ぶのが特徴。
インド洋で見られる個体群は雄は太平洋で見られるものと同じだが、雌は頭部が赤みを帯びて白っぽい体側に黒い波形の縦縞模様が入り雄とは全く違う外見をしている。
「ブチブダイ 雄相」
この写真はインド洋で撮ったので、おそらく雄相だと思う。
何故ならば、上にも書いたがインド洋での雌相は頭部が赤みを帯びて白っぽい体側に黒い波形の縦縞模様が入る。
ただし、日本や太平洋では写真のような色彩の個体は雌雄どちら共の可能性がある。
ここは、ブチブダイ成魚と言ったら良いのかも知れない。
参考写真:同じ時の同じ個体。
データ詳細
撮影日
2024.03.18 #1379
撮影ポイント
Thailand Surin Ao Suthep
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「ブチブダイ 幼魚」
ブチブダイの幼魚は、これまで何度もレンズを向けてきた。
ただ、その都度敗退?してきた。
どれもこれも微妙にピンボケ。
動きが予想しにくく、かつ速い。
輝くような緑色(暗色)の体。体側腹側は白色の点が散在し、背側は水色の点が散在する。
尾鰭付け根に白色の帯があり、尾柄部上下にはそれぞれ1黒色斑がある。
データ詳細
撮影日
2020.08.29 #905
撮影ポイント
伊豆大島 王の浜
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)
「ブチブダイ 幼魚?月齢児?(笑)」
一つ上の写真の個体が、通常言われるところの”幼魚”。
体長4~5cm位の個体。
それに比べて今回取り上げた個体は、体長1.5cmあるかないか位の個体。
何れも大きく括れば”幼魚”になるが、人間で言えば1歳にもならない”よちよち歩の頃”?!
この個体に出会った経緯(いきさつ)は。。。
屋久島の海。
いつも、一眼レフカメラを巧みに使いこなして、羨望の1枚を切り撮るRちゃんが何かを狙っていた。
「何を撮っているのかな~?」と近づいて目を凝らすと、、、
体長1m~1.5m程のちょこちょこ動く、まるで”新生児” と思われる魚にレンズが向いていた。
それを見て、海の中思わず私は吹いてしまった。
そんな極小サイズを狙うんだ~(笑)
自分なら絶対無理だと、端から諦めるような対象。
通常、誰かが集中して何かに向き合っている時は、邪魔にならないように通り過ぎるのだが。
今回はいたずら心に火がついて。。。
きっとRちゃんならバシッと撮るんだろうなと思いつつ。
ある意味、自虐ネタ的に「私が撮るとこうなります」という目的で、1度だけ私もシャッターを切った。
案の定、その後陸で確認するとRちゃんの写真は見事にあの極小魚を写し撮っていた。
これまた”案の定”、私の写真は見事にピンボケだった(笑)
そして、これも我が身の”性”と言うべきか、、、案の定、何の幼魚か調べた。
結果、よく目にするブチブダイの幼魚と一括りにするには余りにも幼い個体だった。
データ詳細
撮影日
2024.10.05 #1457
撮影ポイント
屋久島 一湊 お宮前
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)