ベニワモンヤドカリ
ヤドカリ科ワモンヤドカリ属
2021.4.3:投稿
隣家の庭には紫のモクレンの花が咲き始め、我が家では白いハナミズキの花が満開になってきた。
このHPのドアのイラストに描かれている左側の木はジューンベリー。今、桜に似た白い小さな花が青空に映えて美しい。6月に入ると赤い小さな実をつけ、鳥が啄ばみに訪れる。楽しみな季節。
ベニワモンヤドカリとは何の関係もない話からスタート。
本種のはさみ脚も歩脚もオレンジ色で、赤色の横縞模様が入る。眼柄もオレンジ色。
派手?華やか?な色彩のヤドカリ。
生息域はサンゴ礁域や岩礁域の浅場。岩や壁の亀裂・穴に隠れている。
写真の個体、手前の歩脚の中程。切れそうなのかと心配したが、他の個体にもまま見られる。
心配なのは、私のドライスーツの膝パットの方。つい最近、溝のところがパッカッと割れて、そこから徐々に水没。まだ、重症ではない内に修理して被害は軽かった。関節の部分は何かと負荷が掛かって傷み易い。ヤドカリの脚、人間の膝、ドライスーツの膝、ある種共通しているのかも知れない。
データ詳細
撮影日
2014.10.31 #450
撮影ポイント
屋久島 一湊 タンク下
使用機材
Olympus XZ-1
ヤドカリ類は屋久島や柏島での写真が多い。
もちろん伊豆にもヤドカリはいる。写真は伊豆の黄金崎ビーチでのもの。
ベニワモンヤドカリは普通種だそうだ。この個体、白い前甲まで出している。ベニワモンヤドカリの前甲には模様が入らない。
ヤドカリの図鑑によると、イモガイ類を宿貝とするがタカラガイ類も好むそうだ。
参考写真:ヤドカリの出具合は悪いが、イモガイを宿貝にしている個体。
ワモンヤドカリ属には本種の他にユビナガワモンヤドカリとフチドリワモンヤドカリがいる。
データ詳細
撮影日
2020.11.19 #932
撮影ポイント
黄金崎ビーチ
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)