アヤメエビス

キンメダイ目イットウダイ科

2022.7.10:投稿



【分布域】南日本の太平洋岸、屋久島、琉球列島。
【生息域】沿岸の岩礁域で小さな群れを作って生息する。
【特徴】体色は赤色で体側には白色のラインが複数縦走する。体は側扁し、吻は小さい。背鰭基底と臀鰭基底には暗色斑がある。




「いずれ”あやめ”かかきつばた(杜若)」

どちらも甲乙つけがたい美しさを表す言い方。
そんな”アヤメ”という名前を持つ本種。

もっとも、菖蒲もあやめも杜若も紫色。
本種の体色は赤色と白色。

その”ココロ”は「美しい魚」ということだろう?!


日本での個体数は少ないそうだ。



参考写真:同じ時の写真。
本種は同属のテリエビスイットウダイに似ている。
青○で囲んだのは、本種アヤメエビスの特徴である背鰭基底と臀鰭基底の暗色斑。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.06 #836

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

アヤメエビスは夜行性で昼間は岩陰など暗がりに潜んでいて、夜間に甲殻類などを探すために活発に動き出す。

 

これらのアヤメエビスの写真を撮ったのは午後3時半頃。
夜行性の本種にとって、暗がりでフラッシュを焚かれて迷惑この上なかったのかも知れない。
この正面顔。かなり真剣に抗議しているようにも見える。笑
スミマセン!

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2019.10.06 #836

撮影ポイント

屋久島 一湊 お宮前

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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