アトヒキテンジクダイ
スズキ目テンジクダイ科
2024.9.1:投稿
【分布域】琉球列島:東部インド洋~中・西部太平洋の熱帯域。
【生息域】内湾のサンゴ礁や岩礁域の水深2~20mの礁原や礁池に生息。
【特徴】体地色は淡茶色で体側面に黄色もしくは橙色の細い横縞が多数入る。尾柄部に黒色の大きな斑紋があるが、不明瞭な個体もいる。
「アトヒキテンジクダイ属」
本種アトヒキテンジクダイの学名はTaeniamia macroptera。
同じ属にはスミツキアトヒキテンジクダイ、フタホシアトヒキテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイがいる。
もちろん、それぞれに特徴はあるのだがこれらの種は良く似ている。
識別方法は
・スミツキアトヒキテンジクダイには鰓蓋の後方に暗赤色のぼやけた斑がある。
・フタホシアトヒキテンジクダイは尾柄部の小黒斑と共に、鰓蓋の上部にも暗色の斑紋が入ることと、眼から下方向に黒色の太い横帯が入ること。
・クロオビアトヒキテンジクダイは体側中央に黒く太い横帯があることで分かり易い。ただし、この黒横帯がぼやけた黒色細点になったり、黒帯が消失していることもある。鰓蓋近くに明瞭な赤色の横線が2本ある点で他と見分けられる。
テンジクダイ科の魚たちは好きなのだが、概して識別が素人には難しいところが難点。
参考写真:冒頭の写真の編集前。
企業秘密?極秘データ?ではある。
やや緑被っているので弄った。
だが、体色的にはどちらが本物に近いのか記憶もなく、今では分からない。。。
まさに”参考”まで。
データ詳細
撮影日
2020.03.22 #868
撮影ポイント
Palau St.Cardinal
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)