アサヒハナゴイ

スズキ目ハタ科ハタ亜科

2021.3.9:投稿


ハナダイ系の美しい魚たちに会うことができるのは、私のダイバー人生の中の慶事と言っても過言ではない。


行ったことがない初めての海、伊豆の新島への企画が急浮上。そして直前に、急転直下行き先が伊豆大島へ変更になった。しかし何故か、この変更「吉」と出る予感がした。

「吉」はアサヒハナゴイとの初対面だった。

伊豆大島のメインポイント「秋の浜」の水深約30m。

キンギョハナダイに混じって、ひときわ美しいオーラをまとって登場したのがアサヒハナゴイ。肉眼では体全体がピンク色に見えた。まだ、幼魚と思われる小さな個体。本来ならもっと深場に生息。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.08.28 #902

撮影ポイント

伊豆大島 秋の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

【分布域】南日本の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、琉球列島。
【生息域】潮通しの良い岩礁域やサンゴ礁域の水深40m付近に多い。成魚はハーレムを作る。幼魚はキンギョハナダイやテンジクダイなどの魚に混じっていることが多い。
【特徴】体側の背側に赤色の横縞模様がある(この個体は赤白色の縞模様だが成長した個体は白色がくすんでくる)尾鰭付け根まで横縞模様が連続する。
【識別ポイント】本種と良く似ているアカボシハナゴイは横縞模様が尾鰭付け根付近で縦向きになる。

 

私の無粋な説明や下手な写真ではなく、ぜひとも実際に海の中でアサヒハナゴイに会って、その美しさや上品なオーラを体感して欲しいと願っている。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2020.08.28 #902

撮影ポイント

伊豆大島 秋の浜

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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