アオスジハタ

スズキ目ハタ科ハタ亜科ユカタハタ属

2024.3.24:投稿



【分布域】(和歌山県以南):インド・西太平洋域。
【生息域】サンゴ礁域浅所(10~30m)に生息。内湾的な環境を好む。
【特徴】濃褐色~緑色の体地色に鮮やかな青色の縦線が多数あるのが特徴。




「アオスジハタ」

図鑑では本種の分布域は国内では「和歌山県以南」と記載されている。
しかし、日本に分布している可能性は極めて低いとか。
本種の標本が国内で採取された記録はないそうだ。


世界中のダイバー憧れの海。
リチェリュー・ロック。

ジンベイザメなど大物が出現する可能性も高い海。
そして、魚影の濃さは特筆に値する程。

「魚が多すぎて酸素が薄い感じ」と仲間が表現したのも頷ける(笑)


そんな海で根の壁際に見慣れない魚を発見!
一目でハタ科だと分かった。
咄嗟に今まで撮影したことがあるか、頭の中を検索したが該当する魚はなかった。

ならば撮らねば!っと意気込んだ。
その途端、どうやら私特有の殺気が出まくったようだ。
結果、逃げられた!

「追いかけねばっ」と思った瞬間、誰かが私の肩を叩いた。
「今、私取り込み中なの!」


肩を叩いたのはインストラクターのマサさんだった。
「こっちにもいるよ!」と。

ほんの1~2m先の壁に、別のアオスジハタが2匹、呑気そうに着底していた。



参考写真:同じ時の別個体。
こちらの方が上の1枚より目ピンはマシだが、尾鰭が見切れている。
”帯に短し襷に長し”な私の写真達(涙)
こちらの個体の方が小ぶりだった。


データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2024.03.18 #1380

撮影ポイント

Thailand Richelieu Rock

使用機材

Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)

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