アオリイカ

ヤリイカ科アオリイカ属

2021.7.16:投稿



【分布域】北海道以南に分布し、特に太平洋側では鹿島灘以南、日本海側では福井県の西側以南に多く分布。
【生息域】通常は深場に生息する。春から夏にかけて産卵のため海岸近くの浅場にやってくる。
【特徴】体長は40〜45cm位。大きな個体は50cm以上にもなる。重さは6kgに達する。胴は丸みを帯びていて、胴の縁には半円形のヒレがある。雄の背中には白色の短い横線模様が散在する。


写真は江の浦の海中に置かれた産卵床にやってきたアオリイカ。
数個体で産卵する様子を見ることができた。


参考写真:2011.1.  @伊東 白根南
アオリイカの幼体はもっと小さい。この個体は小学生か中学生世代だろうか。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.06.08 #219

撮影ポイント

江の浦

使用機材

Olympus XZ-1

アオリイカの産卵は6月〜7月頃、盛んに行われる。
ちょっと遅れ気味だが、まだ”旬”と言って良いだろうか。

 

参考写真:2014.7 @大瀬崎 湾内
アオリイカの卵鞘を太陽に透かすとアオリイカの赤ちゃんが見える。もう、しっかりイカの形をしていて目も見える。
卵鞘の中にはバクテリアがいて魚が嫌がる物質を出しているため魚に食べられることはないとのこと。卵は20日ほどで孵化する。

データ詳細

撮影日のアイコン

撮影日

2011.06.08 #219

撮影ポイント

江の浦

使用機材

Olympus XZ-1

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