アオヒゲヒラホンヤドカリ
ホンヤドカリ科ホンヤドカリ属
2021.2.25:投稿
最近ヤドカリに嵌りつつある自分がいる。今後どんどん深みに嵌って行くのか、一時的なブームで終わるのか?自分が自分を興味深く見守ってみようと思う。
貝がゴソゴソ動いていると、ヤドカリがいる可能性大。カメラを構えて待っていると歩脚やはさみ脚、そして触角や眼が出てくる。
現場では細かい模様や色など、多くは分からない(老眼のせい?)しかし撮った写真を見て驚くことがしばしば。それは”2度目の出会”いと言える。
本種アオヒゲヒラホンヤドカリの歩脚やはさみ脚の各節には、白色と臙脂色の縦縞があり、かなり毛深い。
最も特徴的なのは第1触角が青色と黄色の横縞であること。長い第2触角は臙脂色(濃赤褐色)に白色の点が等間隔に見られる。眼は白色に黒色の点が数個散在。
他のホンヤドカリ属の種に比べて本種は体が平たい、これが名前の由来でもある。
分布域は房総半島から種子島、伊豆大島、島根県。生息域は水深3mからやや深場までの礁原や礁斜面。日中から活発に活動する。
私に見つけられたのも13時頃ゴソゴソ動いていたせい。場所は水深5m程の水路の壁。
データ詳細
撮影日
2021.02.12 #955
撮影ポイント
浮島 ビーチ(ドラゴンホール)
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)