2024.9.7：投稿

【分布域】西太平洋。
【特徴】体地色は黒褐色で、体表全体に白色斑紋が入る。海藻類を摂食する。数個体が繋がって交尾する連鎖交尾がしばしば見られる。卵塊はしばしば海そうめんと呼ばれる。400mmに達する。




「海虎（アメフラシ）」

城ヶ島の梶が浜ビーチにはアメフラシが嫌というほど、転がっている。
極小のダンゴウオを求めてエントリーしている目には、ドテッと大きすぎるように感じる。

本種アメフラシの漢字表記は「海虎」だとか。
虎？虎っていうイメージではないように思うが、じゃあ何かと言われれば？？？


冒頭の写真、てっきり城ヶ島かと思ったら、田子の弁天島で撮っているのが意外ではある。

なかなか”絵”になりにくいので、白い海藻を添えて、一応正面から狙った。
今ひとつ触角が分かり難いだろうか。

「城ヶ島　梶が浜ビーチのアメフラシ」

棒のように上へ伸びているのが触角。
手前の触角はやや倒れ気味で分かり難いかも知れない。しかし、この触角の根元にある◎のようなものが眼。
大きな体の割に小さな眼。つぶらな瞳。

参考写真：同じ時の同じ個体。
説明を付けてみた。

「愛媛県松山市　名産五色そうめん？」

松山では名産の五色そうめんを、各色一口ずつに盛ったりする。

海の中に”五色そうめん”？
「なんじゃぁ～これは？？？」
知識が無いと、とんでもない連想をする。

何か分からないままに写真を撮った。
そして数メートル先へ泳いだ所に！！！

アメフラシが産卵真っ只中。
”五色そうめん”はアメフラシの卵塊だった。
真横に別個体！

アメフラシの卵塊は”海そうめん”と呼ばれていて、これは有名？な話らしい。

アメフラシには何の関係もないが。。。
数字にこだわる性格。
この時のダイビングナンバー（本数）は＃1111
1の4連続。
次の4連続は＃2222
ちょっとそれはムリ（笑）