アカオビベラ
スズキ目ベラ科カミナリベラ属
2023.12.16:投稿
【分布域】八丈島、小笠原諸島、静岡県沼津、和歌山県串本、高知県柏島、愛媛県愛南、屋久島、琉球列島、南大東島。
【生息域】水深の浅い岩礁やサンゴ礁。
【特徴】雄相は、オニベラ、ハラスジベラ、カミナリベラに似るが、体側中央の青いラインが胸鰭付け根を通り尾鰭に貫通している。胸鰭付け根のオレンジ色の斑紋が三日月形である。雌相は眼の下に黄色いラインが入る。胸鰭付け根にオレンジ色の斑紋が入る。雌相はスミツキカミナリベラに似るが、本種は背鰭や臀鰭が黄色くない。
「アカオビベラ 雌相」
本種アカオビベラは私にとって”特別”なベラである。
その理由は、色彩が地味でシックなところ。
華やかな色彩を持つ種も良いが、こうした地味な魚も良い。
もう一つの理由は、自分でゲットしたmy新種だからである。
八丈島のナズマドで、岩と岩の間のちょっとした空間に見かけない色彩の魚を発見した。
それがアカオビベラの雌相だったわけだ。
その後、アカオビベラの雄相を探しているが見つけられない。
おそらく目にはしていると思う。
しかし、泳ぎが素早過ぎる、カミナリベラをはじめとする似た種との識別が一瞬で出来ない。
「どっちかな?」などと思っている隙に一瞬で泳ぎ去ってしまっている。
何とか反射的に判断出来るようにならなければ。。。
あとは、手当たり次第撮りまくるのも一手かも知れない。
データ詳細
撮影日
2019.05.20 ##799
撮影ポイント
八丈島 ナズマド
使用機材
Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ (M.60mm F2.8 Macro)